船場アートカフェ
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マンスリーアートカフェ


大盛況のうちに、無事終了することができました。
たくさんのご参加・ご来場ありがとうございました。


毎年好評を得ているマンスリーアートカフェ
都市とアートにまつわる知のショーケースが
2月の1ヶ月間、今年も船場にオープンします

大阪市立大学が運営する船場アートカフェは、大阪の都心部にある雑居ビルの地下室を、都市とアートのインターフェースにして、日々実践的な知と感性の探求を繰り広げています。 2月はそんな船場アートカフェのショーケース月間。各方面でユニークな研究を展開する多彩なメンバー陣が、日替わりメニューで知とアートのエッジをリレーしていきます。 特別な知識や経験は必要ありません。あなたのアンテナが何かを感じとったら、アフターファイブにふらっと気軽にお立ち寄りください(参加無料:24日をのぞく)。

□主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
□期間:2011年2月1日(火)〜28日(月)
□会場:船場アートカフェ(三休橋エクセルビル北館地下1階)
□開始時間:プログラム毎に異なります。スケジュール表にてご確認ください。
□開場時間:開始30分前
□会場が冷えることがあります。あたたかい服装でお越しください。
□各講師についてはこちら。
※飲食等のサービスは原則ございません。

スケジュール表のPDFファイルをご用意しております。左の画像をクリックしてダウンロードしてください。

2月1日(火)

サウンドスケープ・デザインとは?
中川 眞(ナビゲーター)
ゲスト: 庄野 泰子(サウンドスケープ・デザイナー)

日本におけるサウンドスケープ・デザイナーの第一人者である庄野泰子氏をゲストに、氏の作例を豊富なスライドで見ながら、サウンドスケープ・デザインとは何かを考えます。「音のオブジェ」ではなく、「経験としての音空間」という、氏の思想が語られます。

2月2日(水)

いま/ここで生成するオルタナティブ
―韓国インディーズ音楽の形成と展開―
増田 聡
全 ウンフィ(ナビゲーター)
ゲスト:コ・ゴニョク(BgBgRecords代表)
    高原 基彰(社会学者・東京工科大非常勤講師)

90年代に生まれた韓国のインディーズ・シーンが、新たな盛り上がりをみせています。その中心にあるバンド「チャン・ギハと顔たち」の所属レーベル、「ブンガブンガレコード」の若き代表を招き、韓国の音楽事情を伺います。(日本語通訳つき)

2月3日(木)

煙突から虹が
中川 眞(ナビゲーター)
ゲスト: 白石 晃一(アーティスト)

2011年3月に都市研究プラザが運営する大淀アートセントーにて、おおさかカンヴァス推進事業に採択された作品「群衆浴場プロジェクト」が公開されます。その制作プロセスはワークショップによって地域の人々と共有されます。作家の熱い思いがきける、絶好の機会となるのでお越し下さい。

2月4日(金)

声に出して読む阪神大震災
諏訪 晃一

阪神・淡路大震災から16年。被災された方もそうでない方も、「震災体験」の手記集の朗読を通して、「震災」
を見つめ直してみましょう。(手記集はこちらでご用意いたします。手記集の中から、読みたい手記を各自で選んでいただく予定です。)

2月5日(土)

映画的舞台のランドスケープ
舞台作品「ルルドの森(再)」(2009年2月)の映像を通じて
花村 周寛(ナビゲーター)
ゲスト: 細川 博司(バンタムクラスステージ)

映画は実際の風景を切り取ることで世界を表現するのに対して、演劇は一つの舞台の上で美術や音響照明、役者達によってある世界の風景を表現します。演劇でありながら映画的でもある舞台作品「ルルドの森(再)」を鑑賞し、主演と舞台美術をつとめたハナムラチカヒロが、演出家の細川博司氏を招いてお話を伺います。

2月6日(日)

大阪ナイトピクニック02
佐久間 新

からだで街を感じる恒例のシリーズ「大阪ピクニック」の夜編。小学校の頃、星の観察だ、バットの素振りだ、ジョギングだ、と称して家を抜け出すのって楽しかったですよね。アートカフェでからだをほぐした後、実際に夜の街へ出かけます。

2月7日(月)

Art in Helathcare(1)
市大病院Coco-A 08「森口ゆたかの世界」
山口(中上)悦子、
高島 知佐子(ナビゲーター)
ゲスト: 森口 ゆたか(アーティスト)

急性期病院でインテンシヴな現代アート実践に取り組み続ける、大阪市大病院。今年のアートプロジェクトを企画した森口ゆたか氏が、プロジェクト紹介と共に、「アーティストが見た病院」を語るトークショーです。

2月8日(火)

世界の都市巡り
〜使えない写真バージョン〜
嘉名 光市

職業柄、世界各地の都市を巡ります。そして写真を撮ります。それを研究に活かします。しかし、全く研究には使えない写真も沢山撮ります。折角ですから、研究には使えないけれども、都市の断片を切り取った写真たちをいくつか紹介したいと思います。

2月9日(水)

簡単レイアウトのツボ!
檜垣 平太

フライヤー、本などのレイアウトを簡単・綺麗に制作するツボをお教え致します。絵が苦手だから・センスがないからと苦手と思っていませんか。レイアウトは整理術です。これでもうレイアウトなんか怖くない。[初心者対象]

2月10日(木)

ペーパーバッグ・ペインティング実習
中川 眞(ナビゲーター)
ゲスト: 西 純一(アーティスト)

アーティスト、西純一によるワークショップ。デパートやショッピングセンターの紙袋にペイントして作品をつくります。紙袋を1〜2枚持参してください。ペイント用具はこちらで用意します。完全にオリジナルでもなく、レディメイドでもない、奇妙な作品ができあがります。

2月11日(金)

「1000人で音楽をする日。」を振り返る日。
諏訪 晃一

昨年10月に万博記念公園で実施された伝説の現代音楽イベント「1000人で音楽をする日。」を振り返ります。昨年10月に参加された方もそうでない方も、あの不思議な感動を追体験してみましょう。

2月12日(土)

建築と社会、大大阪の面白さ
〜自由闊達な戦前論考〜
嘉名 光市

戦前の文章は漢字が多く難しいが、内容は自由闊達。いまとは比べ物にならない大胆な議論が展開されています。こうした戦前論考の面白さを紹介します。

2月13日(日)

クール・アジア!
〜アジアの最新アニメ上映会〜
杉浦 幹男
山口(中上)悦子
石川 優
企画協力:大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会

日本だけでなく、アジア各国でもアニメ製作と海外展開が進んでいます。韓国をはじめとするアジア各国の最新アニメを上映し、アジアのアニメコンテンツの未来を探ります。

2月14日(月)

Art in Helathcare(2)
アートは医療に必要か? ―Art in Healthcare最前線―
山口(中上)悦子

世界的なArtinHealthcareの動向を探りながら、2003年以降、病院でインテンシヴな現代アート活動をプロデュースし続けている大阪市大病院の実践を振り返り、医療現場におけるアート活動の意義について考えます。

2月15日(火)

カフェイマージュ船場
船場ロードムービーを作ろう
VIDEO ROMANTICA by ほんま なおき・久保田 テツ
(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教員)
協力: 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター

カメラを片手に船場の街をうろつきながら、即興でショートムービーをつくります。制作に参加されたい方は14時までに会場にお越しください。(経験不問)
鑑賞の部はどなたでもご参加いただけます。

2月16日(水)

フレンチ・ポップスとフランス語圏社会 III
福島 祥行

今年度も、フレンチ・ポップスのPVをネタに、フランス語圏のあれこれ(ラップ、移民、社会、文化etc.)をしゃべくります。翻訳つき歌詞配布。

2月17日(木)

「三休橋筋」
〜プロムナード整備・ガス燈完成と
 船場地区HOPEゾーン協議会etc〜

岡本 浩典

三休橋筋のプロムナード整備事業とガス燈の設置が2011年春に完成します。整備された三休橋筋をこれからどのように活用していくのか?船場地区HOPEゾーン協議会での活動の紹介を含め、三休橋筋の新しい街並みを考えて行きます。

2月18日(金)

Back to the Future
ビデオから見た映像の未来
海老根 剛

デジタル化によって映像環境が大きく変容する現在、かつて新しいメディアとして注目されたビデオ(テープ)は、ほとんど忘れ去られてしまったようです。ビデオの再発見を通して、映画と映像の〈いま〉と〈これから〉を考察します。

2月19日(土)

「月刊ビル」ができるまで
高岡 伸一

戦後建築の魅力にさまざまな角度から切り込むユニークな小雑誌「月刊ビル」。編集メンバーの一人として、雑誌が完成するまでのドキュメントと、ページに収まりきらなかったこぼれ話や取材の裏側をお話しします。

2月20日(日)

大阪ナイトピクニック03
佐久間 新

これまでに行った「大阪ピクニック」の映像を鑑賞します。坂を転がり、マンホールに耳をすまし、御堂筋で股のぞきをする人たち。夜の街でやりたいことを考えた後、実際に夜の街へ出かけます。静かなビルの間にダッシュの足音が響く?

2月21日(月)

文字フェチの日常2
檜垣 平太

昨年にひきつづき、文字(フォント)フェチが普段どんな視点でまちを眺め、生活しているのか。造形・歴史・雑学などから楽しく文字についてお話します。これで、あなたも文字フェチに!

2月22日(火)

タイ農村の芸能大会
〜キティちゃんからテニスルックのばあさんまで〜
スリヤサンキート(ナビゲーター)
ゲスト: 馬場 雄司(京都文教大学)

タイ北部のある農村の芸能大会を紹介します。近年では、伝統的な音楽・舞踊ばかりではなく、創作コメディ、園児によるキティちゃんの踊り、果てはテニスルックの美老女コンテストまで、村人のアイデアによる様々な芸能が登場します。

2月23日(水)

J'adore Lyrica.
福島 祥行

1976年11月、サンリオにより創刊されたフルカラー左綴横書の月刊漫画誌『リリカ』。誌面を提示しつつ、1979年3月で幕を閉じるまでを検証します。実物展示あり。

2月24日(木)

パサール・ガムラン with マルガサリ
本間 直樹(ナビゲーター)
ゲスト: マルガサリ

「パサール」とはインドネシアで市場を意味します。関西で活躍するマルガサリのみなさんをお迎えし、ジャワの音楽や舞踊ほか、さまざまなモノ・コトを会場に取り揃え、お金だけではない価値の交換についてみなさんと考えます。参加に際してはワンコイン、もしくは交換できる何かを持参下さい。

2月25日(金)

ダンスするコミュニティ
海老根 剛(ナビゲーター)
ゲスト: 中島 那奈子(ダンスドラマトゥルク)

いま、誰がダンスをし、誰がそれをダンスと名付けるのか?この問いとともに、多様な背景を持つダンサーたちが現れています。コンテンポラリーダンスの新しい流れを、3月日本初演のプロジェクトと絡めつつお話しします。

2月26日(土)

建設映像で振り返る船場のまち
高岡 伸一

かつて大きな建設工事現場では、工事の様子を動画で記録していました。1933(昭和8)年に完成した大阪ガスビルと、1970(昭和45)年の船場センタービルの建設フィルムを上映し、工事の背景に映る船場の移り変わりを紹介します。

2月27日(日)

ビデオクリップレクチャーIII
増田 聡

音楽ビデオクリップ四方山話3回目。今年は音と映像に表象される「日本的なもの」のイメージをめぐってのあれこれ。

2月28日(月)

対談:「間(ま)」と“space”のあいだ
〜和田淳のアニメーション作品の上映付き〜
宮本佳明(ナビゲーター)
ゲスト: 和田淳(アニメーション作家)

今年度、ヴェネチア国際映画祭に公式招待、文化庁メディア芸術祭で優秀賞受賞、パリ・カルティエ美術館で上映が決定するなど、いま最も旬な若手アニメーション作家、和田淳をゲストに迎えます。和田の独特な“間”のメカニズムと、建築家の「空間」感について語り合いたいと思います。

船場アートカフェは、大阪市立大学・都市研究プラザが都心で展開する研究・実践の試みです。

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